
こんにちは
広島市安佐南区山本のサロンLOG HAIRです☆
今回のカラーはハイライトです。
いわゆるメッシュなんですけども、最近はデザインとして以外にも白髪をぼかす方法の一つとしても施術するようになりました。

まあハイライト=白髪をぼかせる、と思い込んでる人も中にはいるようなので補足しておきますと
白髪の存在感をそれ以上の存在感で目立ちにくくさせるものとしてハイライト(ブリーチ)を使用していると言った方が正解です。
なので、
ブリーチデザインや全頭ブリーチのハイトーンで白髪を目立たなくさせることも可能ですし、


明るめの暖色系ファッションカラーでぼかすことも可能だし、明るめの白髪染めとオシャレ染めをMIXしてぼかすことも可能です。


白髪ぼかしというのは結局、
白髪を活かすカラーを行うかハイライトを混ぜて目立たせることで白髪の存在自体を薄くさせるかの2つです。
錯視というか、
顔にできた目立つシミを消せば、それまでたいして目立っていなかった周りのシミが目立って見えるようになった気がするのと似ていると思います。
ただし、グレイカラー世代つまりエイジング世代のお客様のエイジング毛にブリーチによるダメージは質感を損なう場合が多い為、注意が必要です。

個人的にはデザインを楽しみたい方、ヘアケアは日頃からバッチリという方、エイジング毛でも硬め&太めの髪質の方の場合はブリーチを使った白髪ぼかしも選択肢にはアリです。
しかし細めの髪質や軟毛、ダメージやボリュームが気になる、日頃のヘアケアはあまりそこまで、
というお客様の場合だとブリーチは使わずにファッションカラーや白髪染めMIXの方法がオススメです。

白髪そのものが天然のハイライトのようなものなので、
白髪が多い髪の場合はむしろブリーチやハイライトはあまり必要ありません。
つまりブリーチなしでハイトーンカラーのようなカラーを楽しむこともできます。
最近は白髪ぼかしというワードが一人歩きしてる感がじがしますが、
ブリーチを使う場合は当然ダメージも強めに現れますのでケースバイケースで行っていきましょう!
中にはハイライト=白髪ぼかしだと勘違いしてなんでもメッシュにしてしまうスタイリストもいるようですが、
デザインカラーとして楽しむハイライトorハイトーンと、白髪をぼかしながらデザインも挟むハイライトはお客様の求める希望によって使い分けは必要になります。
今回のお客様は白髪はそこまであるわけではないのですが、極細ハイライトを全体にしっかり入れてオンカラーはファッションカラーのセピアグレージュ。


馴染ませハイライトなのでコントラストが現れてくるのは数日〜1.2週間後になります。
今回はハイライトなので中間色の明るめグレージュですが、
ハイライトやブリーチなしの場合は、寒色系よりは暖色系やブラウン系の方が染めぼかしの持ちは良いと思います。
しかし1年前に発売されたオルディーブハイブライトなら寒色系グレイカラーもこれくらい染めることも一応可能です。

モデルさんは白髪多め、ベースのアンダーも明るめです。
明るめの白髪染め=染めぼかす=染まってはいるけど微妙に白髪が浮いてるギリギリライン、
みたいなところもあるので全てが完璧でない場合もありますけどね。
様々なニーズから白髪染めの剤やテクニックもかなり進化してきたというわけですね。
僕もいろんな方法を使っていますが、
結局デザイン派ならブリーチ系、美髪キープ派ならファッションカラー系で使い分けています。

お客様の中にはブリーチを使うことで後から明るくなりすぎたり手触りやパサつきといった質感が悪くなったり、
思っていたより派手に見えたという方もいらっしゃるかもしれません。
白髪ぼかし、明るめグレイカラーはケースバイケースで見極めつつ方法を選んでいくことが大切な気がします!
ご参考にどうぞ☆