
こんにちは
広島市安佐南区山本のヘアサロンLOG HAIRです☆
みなさん、昔ウルフっていうヘアスタイルが流行したことがあるのはご存知ですか?
ムッシュかまやつさんとかジャンボ尾崎さんとか辰吉丈一郎さんとかみたいな襟足長めの、、
じゃないですよ。笑
こういうのが昔流行したウルフカット↓


美人は何やっても似合うんだなって思うお二人ですが、それ以上に時代を感じる髪型ですね〜
いやぁ、上戸彩さんなんかこの頃もメッチャ可愛かったすよ。笑
メンズでもこの頃すごく流行ってて、当時は今は主流の刈り上げにする人はほとんどいなくて猫も杓子も襟足を残してたと思います。
aikoさんのヒット曲にもえりあしっていうタイトルがあったくらいですからね〜
僕世代くらいの理美容師って当時のウルフヘアが好きだった人も多くて
何年も前からウルフウルフってたぶん同世代くらいの少数派の美容師さんが発信してたぽいんですけど、時代の波に打ち勝てず。笑
個人的には全く同じモノが二度流行ることは絶対にないと考えているので
特に20年近くも前に流行したウルフのような特殊な髪型ってそう万人に受け入れられることはないと思うんですよ。
現在は昔と違いヘアアイロンでスタイリングするのは当たり前だし、スカスカとかツンツンした軽さよりもゆるふわっとした艶のある束感が主流。


そういうのが髪型の時代の変化。
たぶん今ふつうにウルフにすると鏡の前で「なんか古いわコレ」ってなると思います。笑
僕は昔のウルフヘアは当時はそれが最先端だったのだろうけど、今見るとそんなに良いかな?って思う方なんでそんなに推しはしませんが、
現在のメンズの主流枠の1つのマッシュとの組み合わせであればマイナーチェンジとしてはいいかなぁと思ってます。

2019年版マッシュウルフ☆
マッシュボブとレイヤーの組み合わせで作ったウルフヘアです♪
ウルフというよりはレイヤー型のマッシュといった方が正しいかもですね〜

正面からだとそんなに変わってはないけど、違う角度から比べると襟足があるとないで印象が全然違って見えます。
髪色はトーンダウンしたので暗めのネイビー系ですが、わりと明るめのカラーの方がマッシュウルフとの相性が良さそうですね。
というのも多少強引なウエイトバランスで作るスタイルなので髪色は明るめで軽く見えたほうがベターな気がします。
昔に流行したスタイルを現代の主流風にインスパイアさせるってのはアリなんですよね。
20年近く前に流行したウルフも、大昔にバンドマンに人気だったウルフカットを当時主流だったスカスカ&ツンツンとMIXさせてインスパイアさせていたわけです。

なので古い型は現代風に組み直すっていう感性をやっぱり養わないといけないんですよね。
刈り上げやツーブロックに慣れた現代だとちょっと襟足の長さがうっとうしく感じるかな?
カジュアルには良くてもビジネススタイルにはやや不向きかもしれません。
こういう仕事って、常にアップデートをしていかないといけないんです。
アップデートをサボってる理美容師は何年経っても昔よくカットしてたお気に入りの古いスタイルを気づいたら提案し続けてしまっているんです。
それがカッコ良かった!と過去に脳にプログラムされた記憶が書き換えられていないから。
iPhoneがXとか11になってるのにずっと4のままみたいな。
気に入って使い続けるのは良いことですけど、僕らの仕事はお客様を書き換えていく部分もあるので、自分がそれではいけないんですよね。
アップデートしている気になっていて慢心していてもダメ。
今切っている旬のスタイルも5年後10年後には古臭いと感じられるようになっていくんです。
そう考えるとけっこう大変な仕事です♪
てか、2020年はホントにマッシュウルフ増えるのかな?笑
マイナーチェンジくらいにオススメです☆