
こんにちは
広島市安佐南区山本のサロンLOG HAIRです☆
さて、今回はメンズウィッグでパーマです。
たまにはメンズのウィッグも触ってみるかなと思い、軽い創作スタイルを作ってみることにしました。
使用するのは前回メンズカット&パーマに使ったウィッグ。
ウィッグのサイズ感覚って人頭とけっこう違ったりするので、前回で前髪ちょっと短くし過ぎちゃいましたがそのまま使用します。笑
ウルフにしていた部分をカットして定番マッシュに波巻きパーマ。
この巻き方、ゴムの掛け方が最重要ポイントになるんですが正直得意ではない。


やはりちょっとだけ短かった。笑
正直ダウンステムで平巻き、薬剤パワー落として毛先巻きの方がちょうど良い波巻きパーマになると思う。
僕はそういう苦手をカバーする応用巻きの方が得意。
ついでにもうひとつ、レディースウィッグにもパーマかけてみました。
マッシュショートにメンズライクなカッコいい系のパーマをかけてみると、


むむ、
髪色のせいもあってか、どこかギャル男風になりましたねw
まあでも実践してみることはやはり大切ですね。
ワンレングス・ボブ・レイヤーカット、

ショート・ミディアム・ウルフ、

ハイライト・バレイヤージュ・シャドールーツ、

ヘアアレンジ・スタイリング・パーマ、

まあキリがないですけど、移り変わる限りは次から次にまだまだ終わりもしないんでしょうね。笑
ウィッグは実際の人頭と多少違いがあれど、勉強になることは多いです。
ただあくまでもお客様をサロンワークで仕上げることがトレーニングの目的です。

結局は実戦に勝る経験はないですね。
サロンでは同じ仕事しかしていなかったら、
長くやっているうちにある時から自惚れてしまって自信過剰に陥りやすいスタイリストやオーナーもよくいたりすると思うんですけど、
むしろ長くやっていてさらに技術を学ぶほどに無知に気付かされることの方が多いと感じる方が通常だと感じます。
僕はよくミルボンとかデミ、ナプラ、ルベルなんかのメーカーのセミナーに参加するんですけど、
毎回、東京とか名古屋とか大阪から人気美容師の方が講師として月曜日に広島のどこかで講習を開くんです。
メーカーのスタジオだったりディーラーの施設内だったりホテルだったり。

そういったトレンドヘアを作っているサロンのスタイリスト達の仕事ぶりとかスタイルを何度も見てると、
ちょっと売れた程度で天狗になるのもナンセンスなのに、売れてもいないレベルで天狗になっちゃうのとか意味不明だと感じてしまうわけです。
というより、
その領域でカットしているスタイリスト達は生産性が100万くらいは通過点くらいの価値観だったりするので、
100万で売れてるとかどうかの基準さえバグっています。
(物価の差はありますが、東京近郊では200万超えスタイリストなんかわりとザラにいます)
なのでまあ、
一般的な美容師の一人前基準といわれる生産性100万程度でも武道の帯でいう茶帯くらいに思えてくるわけです。
サッカーだとベンチ入り、
相撲でいうとやっと前頭に上がれた、幕内力士くらいの。
競馬ならやっとオープンに上がれたか、GIIIクラスで健闘できるかくらい。
そう考えるとある意味、「一人前(仮)」みたいに謙虚に思えるわけですよ。
まあ茶帯とか前頭17枚目とかで得意になってしまったらそれ以上はないんでしょうけど、
井の中の蛙になっているのか、思い違いか、
黒帯までいけばともかく、茶帯でイキるのはあんまりカッコ良くはないかな?

新しい技術や感性、アイテムは常にアップデートされていっていますから、今やっていることでさえ1〜2年後には過去のものとなっている可能性は低くない。
(流行は一過性のものが多い)
例えば大学4年間があって、4年間も同じファッションとかの流行が続いてることってさすがにないですから、
ヘアも同じことだと思ってます。
30代には懐かしいアシンメトリーとか盛り髪とかさすがに見かけることもないし、
これはほんの一例ですけど、

ほんの最近なようで、なんかちょっと古い。みたいな感じです。
(いやホント、カナダグース買わなくて良かった)
あまりに人気が出過ぎて量産化して増え過ぎてしまうと、しばらく経ってから今度はイケてない方に価値観が変化しちゃうアレですね。
正直ノースフェイスでもギリギリ。
人気がもっと下火になったのはシュプリームとかですかね。
世の中の価値観なんて流動的で勝手なモンです。笑
最近はスキニー穿きたがるのも田舎のヤリラフィーとかヤンキーくらいしかいないんじゃなかろうか。。
エアジョーダンとか履くのもナシとかになるのだけは勘弁していただきたいです。

エアジョーダンもヤンキーとかヤリラフィーたちが案外好んでたりするから。笑
まあ話をもどして、
逆に2年以上も同じ仕事しかしていなかった場合なら、つまりはそういうことだと思います。
「同じ流行は3年は持たない」
2年以上同じヘアスタイルばっかりを作っていたら、いつのまにかそれだけになってしまいそれ以外の新しい他のスタイルはできなくなる危惧さえある。
(する必要がない場合もあるのだけれど)
最近は自称特化型のスタイリストも増えてきたので、ワンパターンの芸になってるサロンも増えてきてるなぁと感じてます。
まあ一部の需要が偏っているとも言えなくもないですが、
一長一短、特化はある意味諸刃の剣なのかなと。
(正直に言うとですね)
次のトレンドの始まりは今のトレンドの終わりの始まり。
その節目というのは大事になってきそうですね!
僕は現在だけでなく、できるだけ先も見据えて仕事していきたいと思います☆