バレイヤージュ

【バレイヤージュ】褪色後はオンカラーを重ねてよりキレイに!アンダーをコントロールせよ☆

【バレイヤージュ】褪色後はオンカラーを重ねてよりキレイに!アンダーをコントロールせよ☆

こんにちは

広島市安佐南区山本のヘアサロンLOG HAIRです☆

今回はバレイヤージュを繰り返しやるうちに気づいたことについて少しだけ書いてみます。

ま、バレイヤージュあるあるですね。笑

人気のバレイヤージュですが、希望する色味自体のイメージが曖昧なお客様は案外多いようです。

最初に書いておくと、いわゆる「マネしてみたい可愛い色」は正直あまり長持ちはしません。笑

良い色は長持ちしない、、

なのでカラー後にできることは自宅でのヘアケアで色持ちを少しでもアップさせることです。

カラー用アミノ酸系弱酸性シャンプーやグッバイイエローのような紫シャンプーを使用したり、トリートメントを毎日行うことが大切です!

そしてスタイリング時にアイロンを使うなら温度の調節も大事です。

170度以上で使用すると色落ちする場合もあります。

バレイヤージュはブリーチ必須の施術なのですが、希望色にできるかどうかは髪の状態やアンダートーンとアンダーカラー、アンダーに対するカラー配合の選定、ブリーチの回数によります。

オンカラー時に可能な色味はすべてはアンダートーンとアンダーカラー次第です。

アンダートーンはベースの明るさ、アンダーカラーはベースのカラーや残留ティント(染料)のことです。

ハイトーンカラーは施術時のアンダーの土台を整えることが大切!

例えばブリーチ1回の履歴があるとして、そのブリーチによるアンダーが14レベル程度しかなければ希望するアッシュ系は難しい場合もあるし、

アッシュ系が難しいアンダーの場合ならアッシュは諦めてアッシュベージュやベージュ系がオススメですが、

もしブリーチ1回でも16レベルくらいのアンダーならアッシュどころかシルバー系カラーも可能です。

ブリーチ数回程度で17レベル以上のアンダーならシルバー系はもちろんホワイト系の場合もオンカラー時の選定がとても繊細なものにもなります。

あまり色が長持ちしないとは書きましたが、繰り返しカラーを重ねていくことでよりキレイなカラーへとクオリティが上がっていきます!

1度目より2度目、さらに2度目よりも3度目とキレイなカラーデザインになっていくのがバレイヤージュの良いところ☆

アンダーカラーを削っていくことで透明感が増していきます♪

バレイヤージュはけっこう難しい施術なのでよくある失敗例が、バレイヤージュの時にカラーを乗せた後オレンジ味が中間部に残ることです。

毛先はアッシュ系だけど、中間部はアッシュになりきれていない

これたぶんバレイヤージュ初心者のほとんどの人が通るポイントだと思います。

仕上がりは毛先の色味が褪色してくるまでは微妙なものになりますが、きっと経験者は多いと思います。

あとせっかく入れたバレイヤージュ(ハイライト)が馴染み過ぎてしまったり。

まあこれは一時的なことが多いので褪色後にコントラストが出てくるならまだマシです。

もう一つ、毛髪に残留するブリーチ剤の残りカスにより多少の色ムラを起こしたり!

これも経験者が多いかと思いますが、ブリーチ施術の直後にたまに起こります。

通常のブリーチ直後のオンカラー時に根元1〜2センチ部分にうまく発色が乗り切らないことがあるんですが、これは毛髪や地肌付近にブリーチ剤が残留して脱色作用が発色を妨げているから。

一時的な色ムラなのでだいたい2日ほどで色味が安定してくるのですが、残留ブリーチはしっかりと洗い流し除去しておく必要があります!

あとはオンカラー時の毛先の吸い込み!

これもオキシコントロールや塗布のタイミング、ウェットやトナーなどの方法で調整が必要です。

バレイヤージュはその時のアンダーや施術のやり方次第で調整する必要が出てきたりするので注意する点も多いのです。

まぁ、ハイトーンカラーのデザインは難しい技術だからおもしろいんですけどね。笑

アンダーコントロールが大切!

ご参考にどうぞ☆