
こんにちわ
広島市安佐南区山本のヘアサロンLOG HAIRです☆
少し前になるんですが、臨時アルバイトスタッフのニシダさんにスタイリングしてもらいました。


実はメンズのスタイリングするのは初めてなんですよ。
けっこう器用じゃないですか?
僕が就職して見習い一年生の頃より全然上手いです。笑
しかも僕とは少しちがうセンスで仕上げてくれたので勉強にもなりました。
彼女は営業中に、普段の僕とは違うこういうスタイリングをしてみてもいいなと思える良いスタイリングをやってくれます。

女性目線だからなのか、最近は他のスタイリストの仕事を見る機会がないからか、新鮮に映ります。
ぶっちゃけプロの中にはニシダさんの方がまだスタイリング上手いんじゃないのって感じるスタイリストも存在してると思います。
感性なのかテクニックなのか、その差だと思うんですけど、
フィニッシングワークってスタイリング剤をただ適当につけるだけでぺぺッと適当に済ましてるスタイリストって中にはけっこういるんですね。
あるいはそういうファジーなぼんやりしたスタイリングが感性って場合は格好良ければ、終わりよければまあ全て良しです。
仕上げってけっこう重要な仕事なんですよね。

ちなみに初カラーと初シャンプーもしてもらったんですけど、
何も言わずにとりあえず思うままにやってみてもらったんですけど、動作が初心者って感じじゃなくてポテンシャルの高さを感じました。笑
ふつうは迷いとかあるんですけど、普段やってるふつうのアシスタントぽくやってのけちゃうんです。

以前勤めたサロンで僕の辞めた後釜に入店した高卒ルーキーのスタッフにも相当なポテンシャルの高さを感じましたけど、
そういう人ってちゃんと指導を受けたらきっとスゴいスタイリストになっちゃうんだろうなと思いますね。
僕は相当に不器用で仕事ができなかったし途中離脱もしたし、カットもクソ下手くそだったんですけど、28か29歳くらいから本気で勉強してやっと今くらいって感じです。
でもまあ、20代の頃を思うと見違えるくらいになってると思います。
ただ上手い人というのはたくさんいるんですけど、上手さだけじゃなくて感性の部分も同じくらい大切なんです。
上手くても上手いだけで古臭いとかだと売れないと思うんですよ。
両方とも高いレベルにいるっていう人はやっぱり普段からたくさん勉強し続けて向上心持ってる人だけだと思いますね。
万年アシスタントだった僕でも勉強次第でお店を持てるのだから、可能性というのは誰でも持っているってことだと思います。
「カメがウサギを追い越すこと」は可能です。
理容師・美容師は職人と同じ実力の世界なんで、
自分はとっくにそこそこ良いレベルまできてるからと思い込んであぐらかいて止まってる人は、そのうちいつの間にか置いてけぼりになってる世界です。
この世界はカメの気持ちを持ちつつ、ウサギのように先へ進んでいける行動力が大切だと思います。
ニシダさんや1つ前のサロンにいた若いスタッフもかなりの可能性を秘めているかもです。

誰にでも何かしら才能があったり得意なことがあったり可能性があります。
しかも若い才能というのは鮮度が良いので特に素晴らしいし、羨ましいものです。
僕自身にも可能性はまだまだ隠れてると思ってます。
これからの目標や課題もあります。
可能性を現実的なものにできるかどうかは本人次第ですね。