日常

カットの基礎とトレーニング

カットの基礎とトレーニング

 

夏至も過ぎて昼間はもう夏日、梅雨入りもしてボーナス期がきて、気づいたらもう今年も半分が終わって7月に入っちゃいますね。

もう半分か〜。この前年明けた気がするのにあっという間!

広島市安佐南区山本のサロンLOG HAIRです!

LOG HAIRはオープンしてから

私オーナーのみの1人サロンとしてやっておりますが

自己の鍛錬を怠らずに講習会への参加や基礎技術トレーニングなども実施しています。

ストレートボブ

グラデーションボブ

すごく地味なスタイルなんですが、ここまではほぼ梳きナシのブラントカット(まっすぐぶつ切り)メインでのカットトレーニングです。

ここまでが土台作りのベースカットといいます。

この段階でほぼカットが終了する場合もありますが、必要な場合にセニングなどでの量感や質感の調整を行って仕上げていきます。

軽くなり過ぎないように

ウエイトの位置に気をつけながら

カットしていきます。

これ以上軽くするとショートレイヤーになりますが、

襟足を短くそろえてウエイトを下げてコントロールすることもできます。

まあ見た目はなんてこともなくふつうなんですけど、

ベースカットを丁寧に確実にしてあればアタマをブンブン振り回しても、

元に戻ります。

(マジです)

 

これをドライヤーのみで軽くスタイリングしてみました。

(スタイリング剤を使うと洗うのが面倒なので笑)

スタイリング剤を使わなくてもオンとオフを表現できたのではないでしょうか。

(これ以上やると楠◯絵里子か瀬川◯子に・・)

もちろんスタイリング剤を使えばさらに再現度は増します!

 

サロンコンセプトにもしたようにベースカットというものを大切に考えている理由は、スタイルの持ちやスタイリング時の再現度にも明らかに関わってくるからなのです。

ベースカットができていないとカタチができません。

でもベースカットだけだと少しカッチリし過ぎだったりもするので崩しも必要になります。

でもここで崩し過ぎると全体のウエイトバランスまで壊してしまうし、

そもそもベースカットができてなくて初めから崩れているものをさらに崩しちゃうと・・

エライことになります。。

 

 

仕上がりのおさまりや毛先までの動きの繊細さ、

全体のバランスやムラのない量感・質感。

癖毛をキレイにおさめる時に最も大切なベースカット。

その再現度と精度の向上のためにトレーニングをしています!

1人だからこそ勉強やトレーニングが大切になるような気がするんですね。

上も下も横もいないので。

地味だけど基礎って大事です。

スポーツでも練習は大切だし、アスリートはみんな練習メニューを作って頑張ってますよね。

アスリートのそういうところ、リスペクトしてるしこの仕事についても同じことが言えると思います!

 

むかしは練習嫌いだった自分ですが、

お客様のために自分のために

まだまだ上を見ていきたいと思います☆