セミナー・勉強会

【カットセミナー】小倉遠征してきましたって話☆

【カットセミナー】小倉遠征してきましたって話☆

 

 

こんにちは

広島市安佐南区山本のサロンLOG HAIRです☆

 

先日、小倉のサロンでカットセミナーがありまして

単身小倉へ行ってきました!

今回のセミナーは

来春から半年間参加したいと思っているカットセミナーコースの番外編です。

この秋は毎週のようにセミナーの連続でしたので

元々参加を予定していたセミナーをキャンセルして参加!

なぜここまでして小倉まで行くのかはこういうことです!

パーマセミナーに参加してきました♪

 

1年前に参加したパーマセミナーの講師だった

小倉はMii amoの宮元さん!

是非ともこの方のカットを勉強したいと

この時から思っていたからなわけであります。

 

宮元さんはサスーンカットの達人、

さらにシルキーカットクラブでの専売特許でもある

シルキーカットも駆使する凄ウデの美容師さんなんです。

 

サスーンカットというのは

故ヴィダルサスーン氏の提唱したカット技法です。

キッチリとした、

普遍的な永遠のベーシックカットがサスーンカットです。

 

カットが上手なスタイリストは大体、

この基本にして極意であるサスーンカットを理解し体得し応用しています。

逆にいまひとつカットを理解できてない人ほど

このサスーンカットを軽視しがちです。

理由はたぶん、

ベーシックは一見ふつうっぽいわりには難しいカットだからです。

 

サスーンのベーシック、

ハッキリ言って難しいんです。笑

理美容師ならそれがわかると思いますが、

座標のように理論的にデザイン構成を理解していないと

キレイなスタイルにカットできないんです。

よく切れる高価なハサミじゃないとベーシックカットはキッチリ切れないっていう話じゃないんですね。

ちなみにこのウィッグカットは1万円の刈り上げの練習用ロングシザーでカットしてます。

 

すこしだけ自分でやってみたことがあるんですが

見よう見まね、にわか仕込みのサスーンカットじゃ

まだまだこんなもんです。

2019年は基礎からしっかり学び直したいと思っていたので

今回のセミナーは行かない理由が見つかりませんでした!

 

行きは朝7時半の高速バスで小倉へ、、

寝てる間に小倉インターに着いて

そこからバスで市内へ30分程の移動です。

小倉に来るのは18年ぶりの2回目ですが、バスで来たのは初めてでした!

 

高速バスを降りて辺りを見渡すと、、

田んぼばっかりでけっこう田舎!

最初に僕を出迎えてくれたのは野良猫だし・・

故郷ではないけど、何もなかったのでこんな心境でしたね。笑

「ここが小倉…か………」

(ドラゴンボールの願いが説明不足でナメック星の適当な場所にワープさせられたピッコロさん・・)

 

バスで移動するとしばらくして小倉市内へ!

実は小倉発のTOTO本社!

うちのシャンプー台も実はTOTOさんです!

隣のTOTOミュージアムとその工場前を通って、、

ナビに従ってMii amoさんを目指します。

ナビが示した先はTOTO工場隣にあるゴルフの打ちっ放し。

ここは、、?

辺りを見回してみると!

見つけました!

打ちっ放しの駐車場内とは意外でした。笑

お腹がすいていたので打ちっ放しの軽食コーナーでカツカレーを食べた僕は会場である店内へ☆

オーバーオールがトレードマークの宮元さん!

ミヤモトでミーヤモー、、

だからミーアモーなのかな?

ちなみに芋◯坂係長に激似ですが、同じ小倉出身です。笑

 

今回の講習はカウンセリング&カットです。

山口、大分、宮崎からも参加者が!

有名サロンではけっこう多いんですが、

宮元さんも統計学、人相学に基づいたカウンセリング術を取り入れて実施されています。

骨格や顔や肌色、服装等の雰囲気から割り出していくカウンセリング法です。

これ、サロンで何気に教育されているところはラッキーですよ本当に。

一朝一夕には覚えれんですから。笑

 

そしてロングからばっさり、2スタイルを作られました!

まずはふんわりとしたフェミニンなボブスタイル☆

シルキーカットも見ることができました!

手触り、収まり、軽さに加え再現性に優れています。

カウンセリングで割り出したフェミニンスタイルをカットで表現するところまでが今回のポイントでした。

そして次はそのままベーシックスタイルへと落とし込みます!

ここはサスーンベースのベーシックカット!

普通のスタイルなんですけど、

長くこの仕事を続けるならこの基本カットが本当に大事なんですよね。

 

カットしながら、宮元さんがおっしゃっていたことがとても印象的でした!

「時代に左右されない理論的で普遍的なモノがベーシックだと思うんです。

何世紀も前の人間がモナリザを見て美しいと感じるように、人が見て美しいと感じる普遍的な造形美っていうのがあると思うんです。

造形の絶対バランスというものがあって、それが絶対美であり、それを追い続けるのが僕の宿題なんです」

 

めちゃくちゃカッコよくないですか?!

もう、僕は目からウロコでしたよ・・(古)

宮元さんはさらにこう続けられました。

 

「美容師をやってて自分がこうなりたいとか、目指したいものとかあった方が楽しいじゃないですか?

それがある美容師とない美容師ではものすごい差ができるんで、日々そういうものを持ちながら過ごしていくことが大切だと思うんですよ」

「自分の為だけにやってると妥協してしまうけど、何かの為、誰かの為だとか人が絡むと諦められないんですよ。途中で逃げ出せなくなるんです。」

 

しびれました。

本当に。

カッコよすぎます。。

まさしく本気で仕事をしているプロの姿です。

僕もこうなりたいとか目指してるものがあるので、

とても共感しました!

 

これがプロの姿なんですよね。

僕も今以上に上達したいから、基礎から鍛え直したい。

未熟というか、まだ納得できないから全然なんです。

極端に言ったら小さい挫折なんかは度々味わいます。

不完全燃焼なケースも起こります。

いつもそういうのと向き合ってます。

単純にもっともっとクオリティの高い施術を

お客様に提供できるようになりたいから、

ログヘアーはいつもカッコよくしてくれる!キレイにしてくれるね!

とお客様から喜んでいただきたいから

そうなれるようには僕は勉強するしかないわけです。

僕が今秋、毎週のようにセミナーに参加していたのもそうです。

どの講師の先生も、プロフェッショナル。

結果を出している美容師というのは筋が通っていて熱心です。

どれもとても得るものの大きかったセミナーでした!

まだまだですが、確実に日々の業務でも力になっていると感じます。

得た成果をより発揮していけるようにしたいですね!

講師の皆様のおかげです!

 

日々仕事をしていて、

うん、上手くはできた。

でもこれでよかったのか

こうしたらもっと良くなってたんじゃないか?

ああしていた方があのケースでは良かったかもしれない

いつも自分の仕事を後で疑います。

だから気づけることもある。

自分は良かったけど、お客様はそうじゃなかったかもしれないケースもあると思うし、

その逆もある。

ハンパなく圧倒的にスゴい仕事をする人達もたくさんいる。

自分がそんな風な仕事ができるよう近づこうと思ったらどうしたらいいかとか。

同じ人間なんだから自分にも真似るのはまるっきりムリなわけではないはずだと。

 

僕らの仕事は奥が深いです。

普遍的なベーシックは大切だし、

流行も変化していくし、新しいモノも生まれる。

課題には終わりがない。

スタイリストになった

店長になった

オーナーになった

そんな肩書きはゴールでもなんでもないのです。

 

今回は小倉まで行った甲斐がありました!

技術だけでなく、大切な志しも学ぶことができましたね♪

残りの2018年も来年も、

より精進していきますのでこれからもよろしくお願いします☆

(帰りは新幹線でした♪)